PFIモデル事業 東京都・水道局


 ■20年間電力・蒸気買い取る「サービス購入型」
 事業会社がコ・ジェネ・システムを設置、運営

 東京都水道局は、金町浄水場に常用発電設備(コージェネレーションシステム)を整備するに当たり、PFIを導入したモデル事業として99年1月から事業者の公開募集を行い、同10月に事業会社である金町浄水場エネルギーサービス株式会社との間で 電力及び蒸気の供給契約を締結しました。

 この事業は、事業会社が金町浄水場内にコージェネレーションシステムを設置・運営し、水道局に電力と蒸気を供給します。水道局は、供給された電力及び蒸気に対する料金を支払い、事業会社は、この料金により、建設資金等の初期投資額の返済や人件費、燃料費等の運営経費を賄います。事業期間は99年10月から2020年10月までの20年間。この間に事業会社と東京電力に支払う経費は約253億円を予定しています。事業が終了した場合、事業会社は、自らの費用で、設備を撤去することとなります。

 公募に際しての現場説明会には約100社が参加し、11グループが応募しました。1次審査では、資格並びに技術提案、事業計画提案の内容が、水道局が策定する審査基準を満たしているかどうかをチェックし、合格者5グループのうち2次提案で水道局の経費が最少となる提案をした者を最終合格者としました。

 最終合格したのは、石川島播磨重工業株式会社、清水建設株式会社と電源開発株式会社のグループ提案で、この企業グループが出資して設立した金町浄水場エネルギーサービス株式会社と契約を締結しました。
 PFIの類型区分では、「サービス購入型」となります。