アクアプラネット研母体にNPO誕生
 
 産学官民の連携で水環境の保全の道を探ってきたアクアプラネット研究会を母体とするNPO法人・浄化槽ナビゲータ認証機構(略称・浄ナビ機構)の設立総会と記念セミナーが9月18日、札幌市中央区の札幌全日空ホテルで開かれました。2001年の研究会発足当初から調査研究・普及啓事業などの一端を担ってきた地域メディア研究所も、引き続き同機構の活動を支援していく方針です。

 新会員ら約60人が出席した総会では、松田從三理事長(北海道大学大学院教授)が、「この美しい地球と古里を守るためには、住民や行政、企業、研究機関などが知恵と技術を結集して、健全な水循環と完全な生活排水処理システムを構築することが重要です。浄ナビ機構は浄化槽システムに関わる優れた技術・サービス・製品を評価認証することによって、関連する事業者の技術・サービス・経営の質的向上をバックアップし、浄化槽システムの適正な運用と普及の基盤づくりを目指します」とあらためて決意を誓いました。

 来賓を代表して全国合併処理浄化槽普及促進市町村協議会の三浦大助会長が、「産学官民のネットワークによるNPO法人の特性を生かしながら、まちづくりの視点に立って浄化槽システムの普及を支援するという理念には、私どもと重なり会うものが多いので、古里の水と緑を守るために、今後とも力を合わせていきたい」とあいさつ(三五貞雄事務局長が代読)しました。

 初年度の事業としては、公正中立なNPO法人としての活動基盤を固めるとともに、認証プラグラムの策定とモデル評価を実施し、2008年度からの運用を目指すことを決めました。また、北海道、東北、九州地区でのセミナー開催、PFI推進モデル策定などにも取り組む方針です。

顧問には、北尾高嶺豊橋技術科学大学名誉教授、西村弘行北海道東海大学学長のほか、北海道大学公共政策大学院の真柄泰基(工学博士)、吉田文和(経済学博士)両教授を選任しました。新理事には、県南環境保全センター(青森県)の和田寛司代表取締役が選任されました。総会に続き、NPO法人としての最初の事業となる記念セミナーが開かれ、北海道大学大学院の吉田文和教授と、地球環境問題に正面から取り組む外食チェーン「アレフ」の嶋貫久雄エコプロジェクトチーム室長が講演を行いました。
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Topics 2007/09/18