新 刊 情 報
― 地域メディア研究所の本 ―

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 ■著者プロフィール
 河野 民雄(かわの・たみお)

 1937(昭和12)年士別市生まれ。北大文学部卒業後、高校教諭となり士別商業、帯広三条、札幌月寒高校で日本史など社会科を指導。現在、札幌自由が丘学園三和高校講師、北海道屯田倶楽部理事、北海道史研究協議会会員。著書に『士別屯田史話』(2006年)『「治安維持法」下の北大生の抵抗運動』(2008年)などがあり、『士別屯田と土地所有』(2005年)『白鳥事件と北大―高安知彦氏に聞く―』(共著・2012年)などの論文も多数発表している。札幌市在住。

 ■目次
第  1章 琴似・山鼻兵村、公有財産法人化の挫折
第  2章 あくまで法人化を目指した篠津、新琴似兵村	
第  3章 不動産会社を立ち上げた野付牛兵村
第  4章 新制度移行期に不祥事続発	
第  5章 公有地全てを稲作に投じた兵村
第  6章 士別兵村最終処分で大もめ	
第  7章 最終処分の優等生、相内、江部乙兵村
第  8章 定着率が高く、長期保有した南・北湧別兵村
第  9章 戦後まで保持した野幌、江別、端野兵村
第10章 士別村に置かれた輪西屯田兵部会
第11章 多数ある最終処分不明の兵村
第12章 屯田兵恩給支給運動の明暗

37兵村が舞台 悲喜劇の実像に迫る 

北海道開拓史の空白を埋める屯田フロンティア双書第1弾

屯田兵公有財産をめぐって
                     ― 屯田フロンティア双書 第1巻 ―

          著者・河野 民雄
          編者・北海道屯田倶楽部

             四六判 / 232ページ / 定価:本体2,000円+税
             ISBN978-4-925237-51-2     C0321
             2014年2月刊行