●朔北の企業武士団の実像と成長の秘密に迫る

　時代を先取りしたＭ＆Ａ（企業の買収・統合）と特異な経営体を核に、地方企業の殻を破り、日本の未来産業に挑む北海道の企業集団・北武グループの実像と成長の秘密に迫った「夢に翔る〜異形の企業集団北武グループの挑戦〜」を刊行いたしましたので、ご案内申し上げます。

　40歳のときに机一つで脱サラ・起業した小西政秀氏が率いる北武グループは、土木建設、医療福祉、食品加工、ＩＴと業容を拡大し、今や社員1400人を抱え、年商は170億円に上ります。そして新たな事業ターゲットは、少子高齢化時代を見据えた外国人労働者の育成・派遣や先端医療サービス。農業もまた「日本の未来産業」と位置付けて変革に挑もうとしています。

　本書は、時に「物騒な男」「乗っ取り屋」と揶揄されることもあった創業者の型破りな経営哲学に光を当てながら、知られざる成長企業の実像と、近未来戦略の本質を明らかにしていきます。「夢は現実を夢に近付ける」〜文中に散りばめられた彼の言葉は、疲弊が伝えられる北海道の潜在力や中小企業の可能性を押し広げるだけでなく、生きることの希望をも語りかけます。

書評・新刊書紹介記事（抜粋）