フランスの博物館学者アンリ・リベールが1970年代に提唱した、新しいタイプの博物館の概念。「生活環境博物館」「町ぐるみ博物館」とも呼ばれ。自然と文化をそのまま全体として保存することが目的で、地域資源を生かした地域おこしの手法として各地で取り組みが進んでいる。
【先進事例】
●バス・セーヌ・エコミュージアム(フランス)
●セイシャル・エコミュージアム(ポルトガル)
●山形県朝日町のエコミュージアム構想
●京都府南部の木津川上流、京都府相楽郡加茂町、笠置町、和束町、南山城村のビタミン αミュージアム
●岡山県津山市城西・田町地区のエコミュージアム
●岡山市高島・旭竜エコミュージアム
【関係団体】
●日本エコミュージアム研究会
電話:045-339-4068,4069 FAX:045-331-1730
〒240 横浜市保土ヶ谷区常盤台79-5
横浜国立大学工学部建設学科大原一興気付
http://arch1.arc.ynu.ac.jp/~usr002/ohara/jecoms.htm
【出版物】
●エコミュージアム 理念と活動
日本エコミュージアム研究会編 牧野出版刊
97/7 2,800円
海外、国内の先進事例を紹介。
●ニホンザルの自然社会 エコミュージアムと
高橋由紀夫ほか著 京都大学図書出版会刊
2000/1 2,400円
屋久島のニホンザル研究のリポートだが、人間の暮らしと自然との関係をどう築けばよいのか、エコミュージアム構想の原点を考える。
●エコミュージアムへの旅
鹿島出版会刊
99/12 2,500円
●エコミュージアム
「エコソフィア」編集室編 昭和堂刊
99/11 1,500円
●エコミュージアム 21世紀の地域おこし
家の光協会刊
99/10 2,500円