大野市は、市営住宅整備事業にPFI方式を導入し、建設事業者を公募により決定した。店舗や住宅の郊外流出で空き地が生じた中心部に、インフィル(差し歯)のように公営住宅を建設していく「インフィル型市営住宅」と呼ばれる手法で、来年7月に計24戸分が完成する。建設には民間資本を活用、完成後は市が25年間、一括して借り上げ、市営住宅として賃貸していく。従来の公共事業方式に比べ25年間で2千万〜3千万円の節約になるという。