木曽川の水を上水道に使っている愛知中部水道企業団は、2001年6月から水道使用量1トン当たり1円を水道料に上乗せして徴収し、上乗せ分を「水道水源環境保全基金」として積み立てる条例案を企業団議会定例会に提出する。約10年で原資3億円を積み立て、木曽広域連合と協議しながら植林や森林買収などの水源かん養林保全事業を進める。