解散した荒尾市の第三セクター・アジアパークに対する市の金融支援は不当だとして、市民42人が、北野典爾市長に対し、市が支出した約2億8200万円を市に返還するよう求める住民監査請求を起こした。請求では、同社には「公益性」がなく、損失補償は違法な債務保証であり、金融支援を決めた97年9月の段階で市長は存続を断念すべきだった―としている。