2001-03-12 塩釜市(宮城県) 職員定年後の再活用条例案を議会が否決

 塩釜市議会は、定年退職した市職員らを最長65歳まで再雇用することを目的として市が提案した「職員再任用条例案」を反対多数で否決した。民間の雇用情勢が厳しい現状にあることが理由で、市は6月定例議会での再提案を検討する。公務員の再任用制度は、共済年金の支給開始年齢の段階的に引上げなどに伴い4月1日から地方公務員法の一部改正で施行され、全国の自治体が条例化を進めている。