2001-03-27 和歌山市 産廃問題で住民説明を義務化する条例案可決

 和歌山市議会は、産業廃棄物処理施設の設置許可を求める業者に対し、施設の概要について周辺住民に対する事前説明を義務付けるなど、環境や住民の意向に配慮することを定めた条例案を全会一致で可決した。住民は説明に基づき市長に意見書を提出することができ、市は住民の意向を尊重して業者に助言するほか、市長が必要と判断すれば、業者に市と環境保全協定を締結するよう要請することができる。