2001-06-04 尾鷲市(三重県) 赤字続きで産業振興協会を解散へ

 尾鷲市の伊藤允久市長は、85年に設立した財団法人・尾鷲市産業振興協会を解散する方向で最終検討に入っていることを明らかにした。尾鷲三田火力発電所の3号機増設に伴う中部電力の地元協力金2億2千万円を基金として産業振興に関わる調査研究を目指したが、低金利の影響で事業補助額よりも利息収入が少ない赤字運営が恒常化していた。