2002-03-07 小松島市(徳島県) ペイオフ対策で条例

 小松島市は、4月のペイオフ解禁に伴い、金融機関が破たんした場合、預けている基金と金融機関からの借入金を相殺するために基金の目的外使用を定めた「公金預金保護に関する条例」などを市議会に提案した。現在の預け入れ基金は約27億円で、借入金は約59億円に上っており、相殺により欠損を避けられるという。このほか、1年定期で預け入れている公金を6か月未満の短期に切り替え、金融機関の財務状況を見極めながら運用するなどのペイオフ対策を取る方針。