2002-04-30 梼原町(高知県) 町民組織が「合併より自立が最良」と答申
市町村合併問題をめぐり梼原町が町民に委員を委嘱した「梼原町の未来を考える会」は、市長に対し「自立が現段階で最上の方法」とする内容の最終答申を行った。考える会は、公募に応じた町民7人と団体推薦の15人で構成し、2001年年9月以降14回の検討会を開き、合併の是非や将来の町づくりについて議論してきた。答申では、「他町村に比べて先進的な取り組みを行っていて、住民の満足度は高い」などとし、自立に向けた課題として風力発電の増設、高齢者福祉の充実による産業創出などを提言した。