2002-08-05 岩手県 産廃不法投棄で排出者の責任追及も

 増田寛也・岩手県知事は、産業廃棄物不法投棄事件で問題となった青森県八戸市の産廃処分業者に汚泥処分を委託していた岩手、青森両県の公共団体に対し、排出事業者としての責任を追及していく考えを示した。不適正な汚泥処理があれば、原状回復のための費用負担を求めることも辞さない構え。下水道汚泥の処理委託は岩手県下水道公社が約4万1千トン、青森県下水道公社が2400トン。ほかに3団体がし尿汚泥の処分を委託していた。