益田市営の益田競馬が、「日本一小さな競馬場」として親しまれてきた55年の歴史に幕を閉じた。戦後間もない1947年に開設され、地域の娯楽を支えるとともに、総額8億円余りを市財政に繰り入れるなど財政面でも貢献したきたが、96年以降は赤字経営に転落した。累積赤字額は約15億円に上り、抜本的な経営改善策を見出せないことから廃止が決まっった。