諸富町は、公共下水道の汚水処理を熊本市の下水浄化センターで行うための協定書を同市との間で交わした。計画では、同町の下水道事業は290ヘクタールで約1万1500人分を対象とし、処理量は1日最大6100トンに上る。施設の共有化により、供用開始は当初計画より2年早まり、事業費は約20億円節減できる。佐賀市側は、諸富町からの負担金などで、今後8年間で10億円の財政効果を見込んでいる。