新鶴村と地元農家が協力し、公共施設から排出された生ごみを肥料化し、その肥料で育てた農作物を給食などに活用するリサイクル事業がスタートした。周辺町村にもリサイクルの輪を広げ、循環型農業の実現を目指す。宿泊研修施設と村給食センターから出た生ごみを大型高速処理機で処理すると、100キロの生ごみから約8時間で30〜40キロの肥料を生成できる。生産した肥料は、地元の生産者グループに無償提供し、野菜類や果実類の栽培に使う。