2003-02-26 若柳町(宮城県) 三セク鉄道、運賃半額で生き残りへ

 宮城県や若柳町などが出資する第三セクター・くりはら田園鉄道は、4月1日から1か月間運賃を半額などの「交通実験」に取り組み、利用者掘り起こしによる生き残りを探ることになった。同鉄道は、JRに比べ約2.5倍の運賃などが影響して赤字経営が続き、県は2004年度以降の補助金打ち切りの方針を沿線5町に伝えている。大幅値下げと併せて、若柳駅と学校間の無料バスの運行も行う。