2004-05-10 今市市(栃木県) 住民と協働でため池をビオトープ化

 今市市は、荒廃が進む市内のため池を復元し、環境教育などに活用するビオトープ事業を開始した。文挾町の面積約3500平方メートルのため池が対象で、農業用水としての機能が薄れてからは土砂が流入し、ヨシなどが繁茂する湿地となっている。地域住民の要望を基に、市と住民代表によるプロジェクト事業として計画を練り、2か年でため池機能を復元するとともに、貴重な動植物の生育環境を維持する。