|
|||
エコタウン計画
長野県・飯田市 多様な活動で住民の参加意識向上 官民一体となった活動は、ごみ処理費用負担制度の導入やリサイクル・省資源活動の実践、森林資源・景観の保全、環境教育、ISO14001の認証取得など幅広い分野にわたります。これらの活動状況や成果、環境目標の設定・動向などは、毎年「環境レポート」としてまとめられ、住民のガイドブックとしても活用されています。 環境問題に対する取り組みが住民参加の中で行われていることは、リサイクル活動や教育の場にも表れています。 97年度から設置資金の助成制度がスタートした住宅用の太陽光発電システムは、3年間で332件に上り、市では2010年度までに30%の普及世帯率を目標にしています。2000年度の目標としては、1人当たりのごみ排出量を253キロ以下にする、ごみ総排出量に対する資源ごみ回収量の割合を26%以上にする、といった具体的な数値が設定されています。 環境産業公園に立地したペットボトルのリサイクル工場と新聞古紙から断熱材を作るリサイクル工場は、環境保全協定のような受け身の取り組みではなく、積極的に環境問題に取り組む姿勢を「環境宣言」という形で地域に示しました。 |
|||