新情報の掲載や新企画のスタートなど、道内自治体関連WEBのNEWSをお知らせください。もちろん制作担当者の自薦もOKです。ご連絡はメール、または掲示板のFREE TALK ROOMに直接投稿してください。

広報誌全世帯配布は必要か?

 芽室町ホームページに、広報誌「すまいる」8月号のHTML版とPDFファイルがアップされています。当コーナーで同広報誌を紹介する機会が結果的に多くなっていますが、今号にも、当コーナーと関わりが深く、また「自治体広報」を考える上で参考となる記事が掲載されていますので、ご紹介します。
 記事は「すまいる紙上会議」コーナーで、タイトルはズバリ「広報誌全世帯配布は必要か?」。PDF版で見ると、見開き2ページ構成で、昭和24年の「芽室町民新聞」から始まる広報誌の歴史や現在の経費、配布方法のほか、昨年10月に実施した広報誌に関する町民アンケート結果などとともに、市街地と農村地域の配布格差などの課題も明らかにしています。
 さらに、「紙に変わる情報源は?」との小見出しで、新たな情報提供手段として「ホームページ」を挙げ、現在は広報誌発行から1週間遅れの同誌ホームページ掲載を、同日配信とする方針を示す一方、「ホームページでの情報受信を希望される方には、配布省略も検討しようと考えています」と説明しています。
 実は、同町に限ったことではなく、道内の他自治体でも、町内会に依存した全戸配布が難しくなったり、町内会未加入世帯や小集落、孤立住宅などへの対応が課題となっているケースは少なくないようです。ただ、行政情報が「上意下達」から「住民と共有すべきもの」へと大きく変化する中で、行政と住民をつなぐ最大の情報媒体である「広報誌」の重要性を否定する自治体はないでしょうから、問題はその提供方法ということになります。
 ホームページという広報情報の新たな提供手段が登場したことで、「ペーパー広報」と「WEB広報」という2つのルートが生まれ、今回のような「広報誌全戸配布」の見直し論議も今後、地域の情報通信環境整備が進むにつれて広がりそうですが、締め切りに向け情報を整理する「ペーパー広報」と、情報をその都度アップできる「WEB広報」では、その性質は大きく違います。現状では、広報誌完成後に、WEB上にPDFなどでアップというケースがほとんどのようですが、「まちの出来事」のようなニュース記事や「お知らせ」は、まずWEB上にリアルタイムにアップ、広報誌はそれをまとめるというように、情報提供の流れを変えた方がより良い場合もありそうです。
 行政情報は、なるべく多くの住民に確実に伝えねばならない情報、なるべく早く伝えた方が喜ばれる情報、全住民ではなくある特定の住民層にとって重要な情報、住民が知りたい時にいつでも入手できる資料的な情報など多様で、それぞれに適した提供ルートも違ってくるだけに、情報の整理、提供システムの見直しは、自治体にとって大きな課題ともいえます。
 自治体の広報誌定期発行や全戸配布を、明確に義務付けたものはないといいます。それならば、なぜ広報誌を発行するのか。さらには、なぜホームページを作るのか。「WEB広報」の登場は、広報誌の配布方法ばかりでなく、「広報」そのものの意味を1から問い直しているのかも知れません。

(2001/08/21)
 

2001/08/17

議員でつくる議会だより

壮瞥町ホームページに、「議員でつくる そうべつ議会だより」の第1号(PDFファイル)がアップされています。「議会だより」というと、現実には議会事務局が編集するケースがほとんどですが、同誌はタイトルにもあるように、議員が広報特別委員会を組織、自ら編集しているようです。

報道発表資料の提供ページ

檜山支庁ホームページに、報道発表資料の提供ページが新設されています。同支庁が報道機関に発表した資料を順次、ホームページ上でも公開するもので、1件目として、16日発表の「道立函館水産試験場試験調査船金星丸の一般公開について」がアップされています。

登録制メッセージ集

広尾町ホームページの「まるごと ひ・ろ・お」コーナーに、登録制で同町出身者、町外出身者らのメッセージを掲載するページが開設されています。掲示板と違い、メッセージのメールを送信、登録後に掲載される仕組みです。

議員定数アンケート調査結果

音更町ホームページの「議会」コーナーに、6月から7月にかけて実施した「議員定数アンケート調査」の結果がアップされています。現行の定数について、「多い」は55%、「現状でよい」は42%。住民から寄せられた意見も詳しく掲載されています。

巨樹の森コンサート

留辺蘂町ホームページに、9月15日開催の「2001 巨樹の森コンサート」情報(PDFファイル)がアップされています。森の中でのコンサートで、出演はギタリストの渡辺香津美さんらが予定されています。

智恵文ひまわり畑が見ごろ

名寄市ホームページの「智恵文ひまわり畑」情報コーナーが、開花指数98%を伝えています。今週末が、まさに見ごろのようです。「ひまわり調査隊」のレポートもユニークです。

20年後の森づくり

栗山ホームページに、「広報くりやま」8月号(PDFファイル)がアップされ、同町ハサンベツ地区で進められている里山計画を解説する特集「20年後の森づくり」が掲載されています。「春の小川はサラサラ」「ホーホーホタルこい」「夕焼け小焼けの赤トンボ」など、童謡などの歌詞にちなんだユニークなネーミングのプロジェクトも紹介されています。

キャンプ場情報ページ

札幌広域圏組合ホームページに、石狩管内8市町村のキャンプ場情報ページがアップされています。開設期間や連絡先などの基本情報がまとめられています。

トライアスロン速報を予定

留萌市ホームページで、26日に開かれる「第15回日本海オロロンライントライアスロン国際大会」の当日速報を掲載するようです。選手の現在位置・順位などをリアルタイムで伝えてくれるとのことです。

山頂付近の登山禁止

千歳市ホームページに、恵庭岳の山頂付近の登山禁止情報がアップされています。山頂部分の崩落が著しく大変危険なためで、第2見晴台(8合目と9合目の間に位置)から山頂までが禁止区間になっているとのことです。

ひろしま音頭

北広島市ホームページで、「ひろしま音頭・北広団地音頭」「ひろしま賛歌」が紹介されています。「ひろしま賛歌」は今から17年前、広島町(当時)はが開基100年を迎えたのを記念してつくられたそうです。

北海道ホームページに、北海道遺産第2次候補に決まった114件が掲載されています。
上湧別町ホームページに、本年度スタートの「第4期上湧別町総合計画」ダイジェスト版(PDFファイル)がアップされています。

これより以前のトピックス