掲載から一定期間を経過した情報は、移動、変更、削除されていることがあります。紹介内容は、あくまでも当ページに掲載時のものです。ご了承ください。

わがまちスタイル」への模索

 鹿追町ホームページの「管理情報」に、同ホームページが1周年を迎えたのに際し、これまでの経過や今後の方向などについてまとめた一文が掲載されています。町村ホームページが試行錯誤の段階にある中で、同ホームページは道内のトップクラスにあると思いますが、それが一朝一夕にできたのではないことが、これを読むと良く分かります。
 当研究所でも、「行政と住民の情報共有」を進めるためのひとつのツールとして、町村ホームページに注目しており、通信インフラの整備が進むにつれ、その重要性は増してくるとも考えています。町村ホームページは、行政側が住民に分かりやすい言葉で迅速に的確な情報を提供できる体制にあるか、住民や外部の声を積極的に吸い上げようとする姿勢を持っているか、などを計るひとつのバロメーターになるとも感じています。
  町村ホームページには、観光・特産品などの町外向け情報、施策・事業説明などの町民向け情報、住民同士を結ぶ「かわら版」的情報、掲示板等を使った公聴広報機能などがあると思いますが、制作担当セクションが商工観光か、広報か、あるいは企画かなどによって、提供情報内容にかなりの差があるのも現実です。鹿追町の場合、こうした情報がバランスよく提供されており、ホームページ担当は、単なるコンテンツ制作担当というより、地域の情報の「交通整理」担当なのだということに気づかされます。 
 一方、体裁についても、どこまでのレベルにするかは、各自治体でまちまちです。かなり凝ったページもあれば、極端にシンプルなページもあります。ポリシーを明確に表示しているページはあまり発見できずにいるのですが、旭川市ホームページの「情報管理課」ホームページは、「作成にあたって」で、よりシンプルな体裁を指向する理由を示しており、ひとつの考え方として参考になります。
  いずれにしても、インターネットは自治体にとって新しい情報ツールであることは間違いありません。ニセコ町長は、個人ホームページに最近掲載した「「ニセコ町まちづくり基本条例」の制定」(PHP政策研究レポートへの寄稿)の中で、同条例の制定過程で、専門家との論議などにメーリングリストなどインターネットが大きく貢献した例を挙げ、小規模自治体が外部能力を活用する手法のひとつとしても、その重要性を指摘しています。 
 新しい形で「入ってくる情報」「提供する情報」。それにどう対処していくのか。マニュアルも「標準スタイル」もない中で、「わがまちスタイル」への自治体の模索が続いているようです。

(2001/03/12)

 
2001/03/12

「カリンバ3遺跡」調査結果

恵庭市ホームページに、「カリンバ3遺跡」発掘調査結果解説の2回目がアップされています。今回は、墓3つを遺跡からそっくり切り取って、埼玉県川口市の東都文化財保存研究所運んでからの調査結果で、出土した副葬品について写真付きで詳しく説明しています。

都市計画マスタープラン最終案

滝川市ホームページに、都市計画マスタープランの最終案のページがアップされています。都市づくりの課題として、広域幹線道路網を活用した流通機能の充実、石狩川・空知川の2大河川を利用したレクリエーション機能の充実などが挙げられています。

江差町ホームページに掲載されている「開陽丸21世紀新聞」(開陽丸友の会発行)が更新されています。
愛別町ホームページに、同町の水と米で作った地酒「ふしこ」の情報が掲載されています。2月末に領布した、しぼりたて生酒「ふしこ」は、あっという間に完売。6月に熟成酒「ふしこ」が登場する予定だそうです。
鹿追町ホームページに「初心者パソコン教室」情報がアップされています。子供のいる主婦も受講しやすいよう、有資格者による託児サービスもあるそうです。
名寄市ホームページに、新年度の市政執行方針がアップされています。
2001/03/09

春の観光メニュー

美瑛町ホームページに、「Spring Tour 2001」と題し、春の同町の観光メニューが紹介されています。乗馬やイチゴ狩り、サイクリング、陶芸、グライダーなど盛りだくさんで、連絡先、料金などが記載されています。

ホームページ音声通話ガイド実験

札幌市ホームページで、「音声通話によるホームページガイド実験」がページ上で行われています。オペレータの声によるガイドによって、ホームページの閲覧が不慣れな人でもスムーズに情報を入手できるかどうかを探るもの。新しい取り組みですが、参加するには音声通話コンポーネントのダウンロードとインストールのほか、パソコンのスペックなどにもさまざまな条件があります。オンラインの動作チェックプログラムまで用意する念の入れようです。

成層圏プラットフォーム

大樹町ホームページに、広報3月号がアップされていますが、この中に「成層圏プラットフォーム実験 大樹町が有力」という記事が掲載されています。これは成層圏に浮かぶ巨大な飛行船を、新しい通信・放送、地球観測、災害監視の基地として活用する構想だそうで、文部科学省と総務省が研究開発に取り組んでおり、同町が実験地として名乗りをあげているそうです。

釧路支庁ホームページに、プレジャーボートなどの漁港利用について説明した「漁港施設使用許可申請手続きのご案内」の平成13年度版が掲載されています。
北広島市ホームページに、新年度予算案の概要が掲載されています。各項目ごとにPDFファイルになっています。
長沼町ホームページの新着情報に、役場を核として、学校・公共施設等を光ファイバーで接続する町高度情報化推進事業のプロポーザル業務の告示が掲載されています。

これより以前のトピックス